近年、リモートワークやフリーランスの増加とともに、バーチャルオフィスの需要が高まっています。
バーチャルオフィスとは、物理的なオフィススペースを借りずに、事業運営に必要な住所や郵便物の受け取りなどを提供してくれるサービスです。山梨県でも、コストを抑えながらも効率的にオフィス環境を整えたいと考える企業や個人事業主にとって、バーチャルオフィスは便利な選択肢のひとつです。
しかし、山梨県でバーチャルオフィスを利用する際には、どこのコワーキングスペースが自分に合っているのかわからない方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、山梨県にあるバーチャルオフィスを利用できるコワーキングスペースを徹底比較します。また、バーチャルオフィスを利用するメリット・デメリットや選ぶ際の基準も併せて解説します。
山梨県甲斐市にある「シェアオフィスBee」では、コストを抑えたバーチャルオフィスの利用が可能です。山梨県内でバーチャルオフィスやコワーキングスペースをお探しの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
山梨県でバーチャルオフィスを利用できるコワーキングスペースは?
山梨県内でバーチャルオフィス機能を提供するコワーキングスペースは、現在数店舗が営業しています。たとえば、甲府市の「ラボこうふ」や「CROSS BE」、甲斐市の「シェアオフィスBee」などが挙げられます。
かつては甲府市にあった「山梨県起業化支援センター」や「いいオフィス甲府 by TO-CHI」は閉業してしまいました。(2025年2月時点)
山梨県内のバーチャルオフィスの選択肢はまだ限られていますが、各施設には独自のサービスや特徴があり、利用者のニーズに応じた選択ができます。
今後、リモートワークや多様な働き方の普及に伴い、山梨県内でのバーチャルオフィスの需給も増加していくと考えられるでしょう。
山梨県でおすすめの格安バーチャルオフィス3選
山梨県でビジネスをスタートしたい方や、コストを抑えて事業拠点を確保したい方にとって、バーチャルオフィスは便利な選択肢です。法人登記用の住所として利用できるだけでなく、必要に応じて会議室やコワーキングスペースとしても活用できます。
ここでは、山梨県にある格安で利用できるおすすめのバーチャルオフィスを3つご紹介します。立地や特徴を比較しながら、あなたのビジネススタイルに合ったオフィスを見つけてみてください。
バーチャルオフィス | 特徴 |
---|---|
シェアオフィスBee | ・JR竜王駅から徒歩9分 ・2024年10月にオープン ・24時間利用可能 ・格安な料金体系 ・無料駐車場を完備 |
ラボこうふ | ・JR甲府駅から車で20分 ・閑静な住宅街に位置 ・ITやWebビジネスに関する書籍が豊富 ・初期費用に入会金と保証金がかかる ・クラウドワークスの公式アンバサダー |
CROSS BE | ・JR甲府駅から徒歩3分 ・作業や会議できるスペースが豊富 ・イベントも多数開催 |
シェアオフィスBee|2024年10月開業のコワーキングスペース【甲斐市】
出典:シェアオフィスBee
山梨県甲斐市に2024年10月にオープンした「シェアオフィスBee」は、バーチャルオフィスとしての利用が可能なコワーキングスペースです。
法人登記用の住所のみを利用したい方は、バーチャルオフィス登録だけでも契約できるため、コストを抑えた事業運営ができます。住所利用または法人登記に加えて、ポスト利用を契約されている方には、宅配物が届いた場合にLINE公式アカウントでお知らせしています。
また、コワーキングスペースは基本的に24時間365日いつでも利用できるため、自分のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が可能です。オープンして間もないため、内装も綺麗です。さらに、作業空間は個室になっているため、落ち着いた空間で仕事に集中できます。
車でのアクセスも便利であり、9台分の無料駐車場を完備しています。新しくオープンされたばかりの快適な環境で、ビジネスの拠点として活用してみてはいかがでしょうか。
〒400-0112山梨県甲斐市名取268-1
【徒歩】JR竜王駅から徒歩9分
【車】甲府昭和ICから8分、甲府南ICから17分
9台
24時間
090-4899-0959
利用可能(事前審査あり)
受取可能(転送サービス:5,500円)
MyBeeMate
ラボこうふ|閑静な住宅街に佇むコワーキングスペース【甲府市】
出典:ラボこうふ
山梨県甲府市にある「ラボこうふ」は、ITや製造関連の起業家に特化したバーチャルオフィスです。閑静な住宅街に位置しており、静かで落ち着いた環境を求める方には最適です。
また、ラボこうふの管理人がIT起業家であり、事業売却の経験もあることから、起業の相談や投資会社の紹介なども可能です。コワーキングスペースには、ITやWebビジネスに関する書籍が1,000冊以上揃っており、活発にスキルアップや情報収集ができます。
さらに、クラウドソーシング大手「クラウドワークス」の公式アンバサダーとして、山梨県内で唯一登録されている点も大きな特徴です。そのため、最新の働き方やビジネスチャンスに関する情報を入手しやすく、起業家同士のネットワーク作りにも役立つでしょう。
所在地 | 〒400-0056山梨県甲府市堀之内町840-1 |
アクセス | 【車】 JR甲府駅から20分、甲府南ICから9分、甲府昭和ICから15分 |
駐車場 | 10台 |
営業時間 | 9:30〜18:00 |
電話番号 | 055-242-8005 |
法人登記 | 利用可能(事前審査あり) |
郵便物 | 受取可能(送料+200円/回) |
運営会社 | 熊坂技術士事務所 |
公式サイト | https://www.labo-kofu.space/ |
CROSS BE|JR甲府駅から徒歩3分のコワーキングスペース【甲府市】
出典:CROSS BE
山梨県甲府市にある「CROSS BE」は、甲府駅南口から徒歩3分という好立地にあり、アクセスが良好です。
施設内には90席の広々としたフリースペースがあり、開放的な環境で仕事に集中できます。また、プライバシーを確保したい方には3つのテレワークブースが用意されており、オンライン会議などにも最適です。ほかにも、3種類のミーティングルームと2種類のセミナールームが利用可能で、打ち合わせや各種イベントにも対応できます。
定期的に教養セミナーやビジネス交流会などのイベントも開催されており、ビジネスネットワークを広げる機会も豊富です。利便性と多様な機能を兼ね備えたバーチャルオフィスとして、幅広いニーズに応える環境が整っています。
所在地 | 〒400-0031山梨県甲府市丸の内2-2-1 |
アクセス | 【徒歩】JR甲府駅から3分 【車】甲府昭和ICから14分 |
駐車場 | 専用駐車場なし(ダイタ第二駐車場の割引あり) |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
電話番号 | 055-244-2837 |
法人登記 | 利用可能(3,300円) |
郵便物 | 受取可能(別途月極ロッカーの契約が必要) |
運営会社 | CROSS BE |
公式サイト | https://crossbe.co.jp/ |
山梨県のバーチャルオフィスの料金相場
ここでは、山梨県で利用できるバーチャルオフィスの料金相場を紹介します。まずは、上記3つのバーチャルオフィスの月々にかかる最低利用料金を比較してみましょう。
バーチャルオフィス | 月額最低料金 |
---|---|
シェアオフィスBee | ・住所利用:1,500円/月〜 ・法人登記:5,900円/月〜 |
ラボこうふ | ・住所利用:5,500円/月〜 ・法人登記:10,900円/月〜 |
CROSS BE | ・住所利用:12,100円/月〜 ・法人登記:15,400円/月〜 |
一覧表のとおり、山梨県でバーチャルオフィスを利用する場合、料金相場は月額5,000円〜10,000円程度が一般的です。この価格帯は、コワーキングスペースやサービス内容によって変動します。
住所利用のみのシンプルなプランであれば、比較的安価で契約可能です。一方、法人登記の場合、住所利用やロッカー利用などの付帯サービスが含まれることもあり、1万円程度かかります。
事業規模や利用目的に応じて、必要なサービスを見極めることが、コストを抑える効果的なポイントです。複数のバーチャルオフィスを比較し、自社に合ったプランを選ぶと良いでしょう。
シェアオフィスBEEの利用料金
初期費用 | 0円 |
月額利用 | 0円 |
ロッカー | 1,500円 |
住所利用 | 1,500円 |
法人登記 | 4,400円(※住所利用も含む) |
ポスト利用 | 1,500円 |
転送 | 5,500円 |
甲斐市にある「シェアオフィスBEE」の場合、契約内容に関わらず、月額利用料以外で入会金や保証金などの初期費用がかかりません。そのため、初期費用を抑えて利用できます。住所利用のみの利用も可能です。法人登記を利用する場合、最低月額5,900円(法人登記:4,400円、ロッカー:1,500円)かかります。
ラボこうふの利用料金
固定席会員 | 自由席会員 | バーチャル会員 | |
初期費用 | 入会金(11,000円)と保証金(月額費用1ヵ月分) | ||
月額利用 | 13,200円 | 8,800円 | 5,500円 |
ロッカー | 1,500円 | ||
住所利用 | 0円(※月額料金に含まれる) | ||
法人登記 | 5,400円 | ||
転送 | 送料+200円/回 |
「ラボこうふ」の場合、入会金だけでなく、月額費用の1ヵ月分の保証金を支払わなければいけません。そのため、比較的初期費用がかかります。住所利用は月額料金に含まれるため、月額利用料金のみ支払いますが、法人登記を利用する際は別途5,400円が必要です。
CROSS BEの利用料金
Day time | Standard | Holiday | Third Place | Full Time | |
初期費用 | 入会金(20,000円) | ||||
月額利用 | 8,800円 | 12,100円 | 8,800円 | 12,100円 | 16,500円 |
ロッカー | 2,200円 | ||||
住所利用 | 1,100円(※要ロッカー契約) | ||||
法人登記 | 3,300円(※要住所利用契約) | ||||
ブース | 22,000円(※ロッカー・住所利用・法人登記を含む) |
甲府駅直結の「CROSS BE」は、利用可能日時によって5種類の料金体系に分けられます。住所利用の場合、ロッカーの契約は必須となっているので、注意しなければいけません。法人登記の場合も同様、ロッカーと住所利用の契約が必要です。そのため、他のコワーキングスペースよりも比較的コストがかかります。
バーチャルオフィスで法人登記や住所登録をする4つのメリット
起業や新たな事業拠点の設立を考える際、法人登記や住所登録は欠かせない手続きです。そこでおすすめなのが、バーチャルオフィスの活用です。バーチャルオフィスを利用すれば、自宅以外の住所を手軽に取得できるだけでなく、コストやプライバシーの観点でさまざまなメリットがあります。
バーチャルオフィスで法人登記や住所登録をする主なメリットは、以下のとおりです。
- コストを抑えられる
- すぐに住所を利用できる
- プライバシーを保護できる
- ビジネスの信用・信頼を得やすい
各メリットについて、具体的に解説します。
コストを抑えられる
バーチャルオフィスを利用する大きなメリットのひとつが、コストを大幅に抑えられることです。物理的なオフィススペースを持たないため、通常のオフィスに必要な賃貸料や敷金・礼金といった初期費用が発生しません。また、デスクや椅子、インターネット回線などの設備を整える必要もなく、設備投資費用を節約できます。さらに、光熱費や日常的な維持管理コストも不要なため、固定費を最小限に抑えた事業運営が可能です。
起業したばかりの方や小規模ビジネスを運営する方にとっては、限られた資金を効率的に活用できるため便利です。このように、バーチャルオフィスは経費を抑えながら、法人登記や事業活動に必要な住所を手軽に取得できる便利なサービスです。
すぐに住所を利用できる
多くの場合、バーチャルオフィスを利用すれば、すぐに住所を利用できます。
通常、物理的なオフィスを借りる場合は、物件の内見や契約手続き、設備の準備などで多くの時間と手間がかかります。また、契約開始日までの待機期間が必要になることも少なくありません。
一方、バーチャルオフィスなら、申込みから即日〜数週間以内で住所利用が可能です。最短で申込当日から法人登記や名刺、Webサイトなどに新しい住所を記載できるため、迅速な事業展開ができます。起業準備を迅速に進めたい方や、急な事業拠点の変更が必要な場合には、バーチャルオフィスの即時対応力が大きな強みとなるでしょう。
プライバシーを保護できる
自宅や個人の住所を公開せずに法人登記や事業活動ができるため、プライバシーをしっかりと守れることも大きなメリットです。個人事業主が自宅住所を名刺やWebサイト、請求書などに掲載すると、知らない人に住所が知られるリスクがあり、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。特に女性起業家や家族と同居している方は、プライバシー保護の観点からもバーチャルオフィスの活用が有効です。
また、ビジネス専用の住所を持つことで、信頼性の向上にもつながります。安心して事業に集中するためにも、プライバシー保護の手段としてバーチャルオフィスを検討すると良いでしょう。
ビジネスの信用・信頼を得やすい
バーチャルオフィスを利用することで、ビジネスの信用や信頼を得やすくなるメリットもあります。法人登記した住所をWebサイトや名刺、請求書などに明記することで、取引先に対して「信頼できる企業」としての印象を与えられます。
特に山梨県では、地域に根ざした事業への信頼感が強い傾向があり、県内の住所が記載されているだけで安心感を持たれるケースも少なくありません。地元企業や取引先との円滑な関係づくりに役立つため、ビジネスの基盤をしっかり築きたい方にはバーチャルオフィスの活用がおすすめです。
バーチャルオフィスで法人登記や住所登録をする4つのデメリット・注意点
バーチャルオフィスはコスト削減やプライバシー保護などのさまざまなメリットがある一方で、利用する際にはいくつかのデメリットや注意点も存在します。
バーチャルオフィスで法人登記や住所登録をする主なデメリットや注意点は、以下のとおりです。
- 許認可が必要な業種は利用できない
- 銀行で法人口座を開設できない可能性がある
- 他の事業者と住所が重複する
- 郵便物の受け取るまでに時間がかかりやすい
各注意点について詳しく解説するため、バーチャルオフィスを利用する前に把握しておきましょう。
許認可が必要な業種は利用できない
バーチャルオフィスは便利なサービスですが、許認可が必要な業種では利用できない場合があるため注意が必要です。
具体的には、以下のような業種が挙げられます。
- 古物商
- 廃棄物処理業
- 職業紹介業
- 人材派遣業
- 建設業
- 士業(税理士・行政書士など)
- 探偵業
- 不動産業
- 金融商品取引業
- 風俗業
これらの業種では、実際の事務所スペースや専用設備が求められるケースが多いため、物理的な事務所のないバーチャルオフィスでは許認可が下りないことがほとんどです。事業内容に応じて、バーチャルオフィスの利用可否を事前に確認しておきましょう。
銀行で法人口座を開設できない可能性がある
バーチャルオフィスで法人登記をした場合、銀行での法人口座開設が難しくなる可能性があります。
近年、マネーロンダリング(資金洗浄)や振り込め詐欺などの犯罪を防ぐために、金融機関による審査が厳格化されています。物理的な事務所がないバーチャルオフィスを本店所在地とした企業は、事業の実態確認が難しいと判断され、口座開設の審査で不利になることが少なくありません。ただし、事業内容が明確で、事業計画書や取引先との契約書などの提出を求められた場合に適切に対応できれば、開設できる場合もあります。
法人口座の開設をスムーズに進めるためには、事前に銀行の審査基準を確認し、事業計画書や取引実績などの必要書類を準備しておくことが重要です。
他の事業者と住所が重複する
他の事業者と同じ住所を共有することがデメリットになる場合もあるでしょう。
バーチャルオフィスを提供する会社が用意している本店所在地の住所は限られており、その住所を複数の企業が法人登記に使用するケースが一般的です。そのため、取引先や金融機関が登記情報を確認した際に、同じ住所に多くの企業が存在することで、事業の実態に疑問を持たれる可能性があります。
また、信頼性の面で不安を与えることもあるため、取引先への説明や補足資料の準備が求められることもあります。ただし、事業内容が明確で誠実な対応を心掛けていれば、信用を築くことは十分可能です。バーチャルオフィスの利便性と課題を理解し、適切に活用することが重要です。
郵便物の受け取るまでに時間がかかりやすい
バーチャルオフィスを利用する場合、郵便物の受け取りに時間がかかりやすい傾向があります。それは、郵便物が一度バーチャルオフィスの住所に届いた後、そこから転送手続きを経て利用者の手元に送られるためです。
通常であれば、送り主から直接自宅やオフィスへ郵送されるためスムーズに受け取れますが、バーチャルオフィスの場合は中継地点があるため、どうしても到着までに時間のロスが生じます。重要な書類や急ぎの荷物がある場合は、タイムラグが大きなストレスとなることもあります。定期的に郵便物を確認することや、緊急時には速達サービスに対応しているオフィスを選ぶことが効果的です。
山梨県のバーチャルオフィスの選び方・チェックポイント
バーチャルオフィスは、コストを抑えながら事業拠点として活用できる便利なサービスですが、選び方を間違えると業務効率や信頼性に影響を与えることがあります。
ここでは、山梨県のバーチャルオフィスの選び方やチェックポイントについて解説します。主な選定基準は以下のとおりです。
- 自社の予算内で利用できるかどうか
- 会議室やコワーキングスペースとして利用できるかどうか
- 立地条件の利便性が高いかどうか
自社のビジネスに最適なバーチャルオフィスを見つける際の参考にしてください。
自社の予算内で利用できるかどうか
バーチャルオフィスを選ぶ際は、自社の予算内で利用できるかどうかを確認することが重要です。
バーチャルオフィスの利用には、月額利用料だけでなく、保証金や入会金などの初期費用が必要になる場合があります。初期費用はオフィスによって大きな差があり、数千円から数万円程度かかることもあります。保証金は解約時に返却されるのが一般的ですが、入会金は返金されない点には注意が必要です。
月額料金が安く見えても、初期費用が高額だと総コストが予想以上に膨らむこともあるため、契約前にしっかりと確認しましょう。また、サービス内容と費用のバランスを考慮し、自社の事業規模や利用目的に合ったプランを選ぶことが、無駄なコストを抑えるポイントです。
会議室やコワーキングスペースとして利用できるかどうか
バーチャルオフィスを選ぶ際は、会議室やコワーキングスペースとして利用できるかどうかも重要なチェックポイントです。
多くのバーチャルオフィスでは、月額利用料とは別に追加料金を支払うことで、会議室やコワーキングスペースを利用できるプランが用意されています。これらを利用すると、クライアントとの商談や取引先との打ち合わせ、従業員とのミーティングなど、対面でのコミュニケーションが必要な場面でも柔軟に対応できます。
また、コワーキングスペースは仕事に集中できる環境としても活用でき、自宅以外での作業スペースを確保したい方にも便利です。契約前に、利用可能な設備や料金体系を確認し、必要な機能が備わっているかをチェックすると良いでしょう。
立地条件の利便性が高いかどうか
立地条件の利便性も、バーチャルオフィスの選定基準のひとつです。オフィスの住所は名刺やWebサイトに掲載されるため、ビジネスの信頼性に大きな影響を与えます。
たとえば、主要駅からのアクセスが良い場所や、ビジネス街に位置している住所は、取引先に対して安心感や信頼感を与えられます。また、クライアントと対面での打ち合わせが必要な場合、駅からの距離や周辺施設の充実度も重要な要素です。
立地条件の利便性は取引先からの印象だけでなく、日常の業務効率にも関わるため、慎重な選択が求められます。
山梨県甲斐市にあるコワーキングスペース「シェアオフィスBee」をおすすめする5つの理由
山梨県内で利用可能なバーチャルオフィスのなかでもおすすめしたいのが、甲斐市にある「シェアオフィスBee」です。2024年10月に開業したばかりのコワーキングスペースであり、法人登記や住所利用を検討している方にとって魅力的なオプションとなっています。
「シェアオフィスBee」をおすすめする主な理由は、以下のとおりです。
- 住所のみの契約もできる
- 宅配物が届いている場合は通知・転送サービスを受けられる
- 起業支援を受けられる
- 会議室やコワーキングスペースの利用もできる
- 最寄駅からのアクセスも良好である
各サービス内容を具体的に紹介します。
住所のみの契約もできる
「シェアオフィスBee」では、住所利用のみの契約も可能です。個人事業主であれば、バーチャルオフィスの住所だけを利用する契約ができるため、自宅住所を公開せずに事業を運営できます。ただし、法人の場合は重要書類が郵送されることもあるため、法人登記のみの利用はできず、別途ポスト利用の契約が必要です。また、「シェアオフィスBee」では入会金や保証金が一切かからないため、初期費用を抑えて気軽に利用できる点も大きなメリットです。
宅配物が届いている場合は通知・転送サービスを受けられる
住所利用や法人登記に加えて、ポスト利用の契約をしている方限定で、宅配物の通知・転送サービスを提供しています。宅配物が届いた際には、LINE公式アカウントを通じて通知が届くため、重要な書類や荷物を見逃す心配がありません。また、毎週1回の転送サービスも利用可能で、定期的に郵便物を受け取れます。通常はレターパックライトでの郵送となりますが、サイズや重量の関係で対応できない宅配物はゆうパックの着払いで対応させていただいております。便利な通知・転送サービスにより、遠方にいる場合でも安心して郵便物の管理が可能です。
起業支援を受けられる
「シェアオフィスBee」では、バーチャルオフィスを利用できるだけでなく、起業支援も受けられます。Webサービスを総合的にサポートする事業を展開しているオーナーが、スタートアップ相談を通じてビジネスの立ち上げをしっかりサポートします。また、異業種交流会などのイベントを定期的に開催しており、同じ志を持つビジネス仲間(ビジネスメイト)との出会いの場も豊富です。山梨県内で活躍する各業界の専門家とつながる機会もあり、事業の成長に欠かせない人脈づくりができます。このように、事業拠点としての機能だけでなく、起業家同士のネットワーク形成やビジネスの発展を後押しする環境が整っています。
会議室やコワーキングスペースの利用もできる
バーチャルオフィスの住所利用や法人登記に加えて、別途料金を支払うことで、会議室やコワーキングスペースを利用できます。クライアントとの商談や社内ミーティングなど、対面での打ち合わせが必要な場面には便利です。また、ドロップイン利用や月額プランを選ぶことで、ビジネスの拠点としても活用できるため、外出先での作業や仕事に集中したいときにも最適です。
最寄駅からのアクセスも良好である
山梨県甲斐市にある「シェアオフィスBee」は、アクセスも良好です。最寄りのJR竜王駅から徒歩でたったの9分であり、電車利用でも気軽に通える距離に位置しています。また、車での移動も便利であり、県内外からもスムーズに移動できます。アクセス抜群の好立地により、クライアントとの打ち合わせやビジネスミーティングでの利用だけでなく、遠方からの訪問者にもわかりやすい場所として最適です。交通の利便性はビジネスの効率化や信頼性向上にもつながるため、バーチャルオフィスとしてだけでなく、実際のワークスペースとしても活用してはいかがでしょうか。
山梨県のバーチャルオフィスで法人登記や住所利用を検討している方は甲斐市にある「シェアオフィスBee」がおすすめ
本記事では、山梨県にあるバーチャルオフィスを利用できるコワーキングスペースを3つ紹介しました。
バーチャルオフィスで法人登記や住所登録をすれば、物理的なオフィスを所有するよりも、コスト削減やプライバシー保護、信頼性の獲得などにつながりやすいとされています。しかし、銀行で法人口座を開設できない可能性がある点や郵便物の受け取るまでに時間がかかりやすい点には注意しましょう。
リモートワークや多様な働き方の普及に伴い、今後もバーチャルオフィスの需要の増加が考えられます。山梨県内のバーチャルオフィスの選択肢はまだ限られていますが、各コワーキングスペースには独自のサービスや特徴があるため、コストや立地などの条件を踏まえたうえで自社に合ったサービスを選択しましょう。
山梨県甲斐市にある「シェアオフィスBee」では、比較的低コストでバーチャルオフィスを利用できます。山梨県内でバーチャルオフィスやコワーキングスペースをお探しの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。